美萩野女子高校の塾向け説明会に行ってきたよ。

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今朝は美萩野女子高校の塾向け説明会に行ってきました。

歴史ある美萩野女子高等学校。

創立110年です!

【美萩野】という名の通り、【美しく学ぶ】ことをコンセプトにしています。

  • 美しい心を育む
  • 美しい成長曲線を描く
  • 美しい資格を取得する
  • 美しいキャリアをデザインする

募集要項の表紙も美しいです。

フォントがイイね!

ちなみに美萩野の「萩」を「荻」と間違えないように。

おはぎの「萩」ですから、季節は「秋」。

「くさかんむり」の下に「秋」で、「萩」ですよ。

美萩野女子高の募集定員は?

普通科100(80名を推薦で決定)

商業科80(60名を推薦で決定)

看護科70(50名を推薦で決定)

7割から8割は推薦での入学となります。

第一志望校が美萩野女子ってことだったら間違いなく「推薦」ですね。

さて、その美萩野女子高の入学者数を見てみましょう。

美萩野女子 定員 入学者数 B判定ライン
コース 普通科(進学) 100名 32名 40
商業科 80名 39名 43
看護科 70名 78名 49

やはり看護科は人気ですね。

定員オーバーです。

しかし、普通科と商業科が弱いです。

この2つの科が課題ですね。

というのも「美萩野女子」って「看護科」のイメージが強すぎるんです。

進学状況や就職状況もデータを見る限り頑張っています。

しかし、如何せん「看護」ってイメージが強い。

保護者・生徒が美萩野女子を選ぶときは決まって「看護」を口にします。

この強すぎる「看護イメージ」を武器にするのか、

それとも「普通科・商業科」に新たな価値を付加していくのか、

この戦略次第で今後の美萩野女子の運命が決まるでしょう。

美萩野女子高の合格ラインは?

まずは推している推薦入試から。

普通科・商業科

グループ面接、作文、調査書

合格は総合的に判断されます。

が、不合格者はいません。

看護科

国語、数学、英語、グループ面接

看護科では、推薦基準の評定平均3.0以上がなくなりましたが、それ相応の学力は必要でしょうね。

不合格者が出てしまいます。

さらには「S特待生」を狙いたいなら評定平均4は最低限必要です。

加えて、国語・数学・英語の得点率を6割以上を目指しましょう!

目標である看護師の国家試験を合格するために必要な学力だと考えるとよいでしょう。

次に一般入試です。

普通科・商業科

5科と調査書

看護科

5科と調査書

合格ラインは60%

ただし年度によっては50%前後でも合格になっています。

美萩野女子高の入試問題は?

県立高校の入試問題に似ています。

難問奇問は無し、リスニングは無し。

つまり、県立高校の対策をしておけばひとまず大丈夫。

ただし!

だからといって過去問を解かないことはナンセンスです。

過去問を解いて自信を持って入試に挑んでください。

特待生制度はあるの?

奨学特待生制度はきちんとありますよ。

前年からは推薦合格者にも適用が拡大されたので、ご家庭に優しくなりました。

特待生SABのランクの種別があります。

まず、特待生なら入学金6万円免除施設費12万円免除が適用。

それに付け加えて、

S特待生は毎月32,000の学費免除。

A特待生は毎月8,000の学費免除

です。

まとめると、

S特待生は3年間で、1332,000の奨学金、

A特待生は3年間で、468,000の奨学金、

B特待生は入学時の18万円の奨学金

ということですね。

貴重な女子校として

少子化、そして女子校離れという現実があり、美萩野女子高は生徒数増加が厳しいと考えられます。

他校は次々と共学化してゆき、北九州地区ではここ美萩野女と西南女の2校だけとなりました。

古き伝統を守りつつ、目まぐるしく変わる状況を逞しく生き抜いていかなければならない。

私立高校も大変な時代です。

たとえばコースにしても時代のニーズに合わせる必要があります。

美萩野女は、

商業科 → OA科 → キャリア情報科 → 商業科

とコースが変わっています。

時代ごとに合わせていったのでしょう。

おとなりの小倉日新館中学校との関係は?

学力で差が出てくるのが中学校。

中学での努力しだいで進学する高校のレベルが大きく変わります。

なので、中学生になったらしっかりと勉強させたいというニーズは多いですね。

中学受験といえば、福教大附属明治学園照曜館、九国大付属敬愛、西南女、門司学園そして小倉日新館

美萩野女子と小倉日新館はもともと学校法人は違いましたが、平成22年に美萩野学園へ経営が移りました。

なので、小倉日新館中・美萩野女子高は系列校となります。

北九州市小倉北区片野新町にあります小倉日新館中学校です。「自主自律・創造立志」の校訓の下、生徒が人類社会の発展に貢献する高い志を持って、自ら主体的に考え行動し、文武徳育に励み、心豊かで創造性に富んだ人に成長する教育を行っております。

説明会を終えて。

同じ女子校の西南女と比べての進学実績、

同じ看護科のある折尾愛真と比べての国家試験合格実績、

ともに、「学校単位」で捉えるならば負けています。

しかし、人数が少ないからこそ、生徒一人ひとりに向き合った指導ができるという強みがあります。

むしろ美萩野女に通う生徒はそういう面を良いと思って、入学したと思います。

そして、厳しい目でいうと、看護師の国家資格合格率の話がありませんでした。

進学実績で、医療系専門学校が多く表示されていることを考えると、看護科の売りである「5年で国家資格を取得」が実現できていないのでは?と勘ぐってしまいます。

要因の一つは、美萩野女は他の看護科をもつ高校よりも合格ラインが低い。

高校の看護科に合格しても、国家資格取得ができなければ、夢である看護師になれません。

高校3年間、次の看護専攻2年で合格できない。

そうなると、看護専門学校へ通い、何が何でも国家試験をパスしなくてはなりません。

だからこそ、高校における看護科においては、入試時の合格ラインを高めてほしいと思っています。

5年後の看護師の国家試験合格できるだけの学力担保は必要です。

確かに、若い子たちなので、入学してからの驚くような成長もあります。

しかし、今までのデータを見る限り、それがうまく作用しているとは思えないのです。

これは美萩野女だけの問題ではなく、看護科をもつ高校、そして普通科においても卒業後の進路に看護専門学校を勧める高校にも当てはまります。

自らが育てた生徒たちが、夢半ばで諦めることがないように指導する。

それが高校の使命であり、役割です。

特に、看護科はその他の道を選びにくいコースです。

だからこそ、看護師になりたいと熱意を持って入学した生徒には、5年で資格を取得させるだけの指導をして欲しいと切に願います。

モロゾフのクッキーをいただきました!

ありがとうございました。

ただいまブログを打ちながらいただいております。

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コメント

  1. より:

    「美萩野女子高校の塾向け説明会」のところで
    敬愛中学から他の高校へ受験できないと書いていますが、
    明治学園と照曜館中学も他の高校を受験できないはずですが?

    北九州と下関合わせると他の高校を受験できるのは
    福教大附属小倉中、福岡県立中、九国大付属中、あと小倉日新館のみだったはずです。

    • myteacher より:

      ご指摘ありがとうございました。他高校を受けるときは中学を辞めることになって卒業させてもらえないのですね。

  2. より:

    コメントありがとうございました。
    大変恐れ入りますが、再びコメントさせていただきます。
    小倉日新館の文字、間違えていませんか?
    本来、「日新館」とすべきところが日進館になっております。