国語のベースは時間のある小学生のうちに。

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表現上、意図的に読みにくくしている文学作品などを除いて、基本的に文章は「読み手にわかりやすく」書かれています。

特に説明文においては、読み手に対して、「新しい知識を教えたい」「新たな視点で考えてほしい」という筆者の気持ちから、たいへん読みやすい構成になっています。

そのような説明文が「読めない」ということは、言葉の量、いわゆる語彙力不足が懸念されます。

国語やその他教科書にしても、今、生徒が学習しているレベルに合わせて言葉を選んで書かれています。

もし、「読めない・意味がわからない」という言葉に出会ったら、すぐに国語辞典で意味を調べることをお勧めします。

小学生の時、「意味調べ」の学習があります。

その時間に国語辞典を開いて学習したことが、後々の学力に影響を及ぼすので、もしまだ小学生ならば、教科書や参考書(問題集)の「意味調べ」は怠らないようにしましょう。

さて、説明文が読めないと、社会や理科の成績も伸び悩みます。

書いてあることの理解に苦しむでしょう。

語彙(言葉)は実は、国語の教科というよりは寧ろ、社会や理科に影響します。

最近の問題の傾向として、「記述式」の問題が増えています。

問題に対する答えを、自分なりの考えでまとめて書き上げる能力が試されています。

その際に、用語をただ知っているだけでは正解になりません。

論理的に文章を組み立てる必要があるのです。

教科書(例えば社会)を読んで、その中で何が大切であるかを読み取ることができるかどうかを確かめてみてください。

教科書は親切に作られていて、最も大事な言葉は「太字」で強調されています。

その言葉の説明は前後のどちらかに書かれています。

説明の部分を蛍光ペンでアンダーラインを引くと、勉強し直す時にわかりやすいです。

このように、「大切な言葉」と「その説明内容」をセットにして、覚えるように工夫すると、「理解」につながります。

理解できると、相手に「説明」することができるようになり、「記述」することも容易となります。
教科書を読む時、ただただ「目で追う」のではなく、「大事な言葉はどれか?」「その内容は何か?」を気にしながら読むように心がけるだけで、文章を読むチカラが少しずつ少しずつ身についていくでしょう。

ただし、文章を読むチカラと語彙力は一朝一夕で身につくものではありませんから、比較的時間のある小学生の時や高校受験期に入る前までに習慣付けてほしいと思います。

論理的な文章を書くには「接続詞」が大切です。

接続詞を理解することで、文章を読むのが速くなったり、筆者の考えにたどり着いたりします。

実は接続詞は省略できます。

会話などでは無意識下で省略しています。

これは文脈や背景から省略可能だからです。

高校の英文法で、分詞構文などを習うと、接続詞の省略が出てきますが、文脈から省略が可能だからですね。

では、逆に接続詞があるとどうなるか。

これは文章がわかりやすくなるという効果を持っています。

接続詞を使うことで、文章に「色」がついて、読み手にとってわかりやすい文章に変身します。

例えば、「筆者の主張」を知りたい時。

「しかし、ところが」などの逆接を探します。

逆接の接続詞は、前の文章を否定しているので、その後に自分の意見を書きます。

こうすることで、自分の意見を強調できるからです。

某CMの台詞ですが、『キリンさんが好きです。でも、ゾウさんのほうがもっと好きです。』

………どうですか?女の子の主張が強調されましたよね。

また、この文章でも多用していますが、「たとえば」という接続詞。

「たとえば」の後には、例え、つまり具体例が続きます。

国語の問題には「下線部を具体的に表している一文を抜き出せ」などという設問があります。

その際には「たとえば」という言葉を探してみましょう。

これらの知識を知っておくと、文章の理解力が上がります。

感覚的にすでにわかっている生徒もいると思いますが、中にはなかなか国語の成績が上がらないという生徒もいます。

そのようなときは、接続詞を気にするよう指導しています。

このように国語には、「言葉の意味(語彙)」「接続詞」などある程度は知っているけれども、突き詰めていない知識があって、それらを学ぶことで国語力は今以上に高めることができます。

そして文章中での大切な言葉、要点がどこに書かれているのかを論理的に考えることができるようになって、「わかった!」という感動や「そうだったのか!」と気付きが多くの場面で見つけられるように、これからも国語の勉強を頑張って欲しいと思います。

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